ここ半年ほどのことになりますが、
- スキンケアしない
- メイク落とししない
- 洗顔は石鹸だけ
- 乾燥時はワセリンだけ
で、メイクをするときは肌に優しいと言われているミネラルファンデをつけるといういわゆる肌断食を行っていました。
そしてそんな生活を続けて約半年が経過した今、興味本位で続けてみた上で実感している肌の変化や肌断食効果についてを備忘録的にまとめてみることにしました。
なお私の場合、元々シンプルなスキンケアを行っていたこともあり肌断食を始めてから約1か月ほどで肌は落ち着きついてきたのですが、その後の経過はあまり良いものではありませんでした。
Contents
ニキビが出来やすい乾燥性敏感肌が肌断食をすると肌は変わる?
私の肌タイプは乾燥性敏感肌で季節の変わり目などは肌荒れやそれにともない大人ニキビが出来やすい肌でした。
けど、そんな私が肌断食を始めようと思ったのは、はじめていった蔦屋書店でたまたま出会った"「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法―美肌には化粧水もクリームもいりません―"という本がきっかけでその衝撃の事実にびっくりしたからなんです。
例えば、肌荒れの原因が実は普段使ってるスキンケアやメイク道具が原因という部分や、化粧品を作るのにかかるお金は商品価格のほんの一部だけ、という部分を読めば読むほど
『肌断食を始めれば肌が変わるかも!』『しかもこれまでかかっていたスキンケア代が浮くかもー』
と、肌が変われば良いという気持ち半分、手間が省けて嬉しい(&スキンケア代節約)という良いメリットにばかり気をとられてしまい・・・。
すぐに効果は出ないだろうとはおもいましたが、なんだかおもしろそうという興味本位と言っていいくらいの軽い気持ちで肌断食に取り組んでみることにしたのです。
なお、肌断食を始めた当初は肌断食直後に訪れるだろう肌荒れが怖くて始めの2週間だけは夜だけスキンケアを辞める夜だけ肌断食を行っていました。
なので、開始してすぐに全てのスキンケアを辞めた訳ではありません。
また突然始めた訳でなく段階を踏んだことも功を奏したのか、朝のスキンケアを辞めた後でも想像していたほどの肌荒れが起きることはなく、肌断食を始めたときに起こると言われている
- 皮がむける
- 角質が出てくる
- ヒドイ乾燥
- 粉吹き
状態は、想像していたほどではなくむしろ『この程度であればマスクをしていれば隠せるかも』とちょっとした余裕すら感じるほどでした。
肌断食中の化粧問題はどうする?
しかし問題なのは普段私は外で働いていることもあって、化粧をしない生活は出来ません。
そのためいくら肌断食中でメイクをしたくないからと言っても社会人として働いている以上せめて肌に負担の少ない最低限のお化粧は必須。
そこで本の中で唯一の化粧品アイテムとして紹介されていたミネラルファンデで良さそうなのを探し、エトヴォスというメーカーが作っているミネラルファンデーションを使うことでお化粧面は何とかクリアすることが出来ました。
ちなみにこのエトヴォスのミネラルファンデーションは、スターターセットとして売られているものだと2週間分のミネラルファンデと下地、それにブラシがセットとお得なお試しセットがあるので肌断食中でも安心して使えるミネラルファンデを探している人はぜひ。
メイク落としいらずで石けんでササッと洗い流すことが出来るのにも関わらず、カバー力がしっかりしているので肌断食開始直後の肌荒れ隠しにも大活躍してくれます!
ただ、肌断食期間中はファンデを肌に塗るという行為や長時間肌にファンデをのせているということだけでも肌に対しては大きな負担になってしまうので、ここぞという時に取り入れるくらいに抑えておいた方が良いかもしれません。
肌断食中の乾燥対策。ワセリンではどうもこうもいかない時の対処法。
肌断食を始めた春から夏にかけては、季節柄もあるのかそこまで肌トラブルを感じることはなく、また仕事に出る際は肌にミネラルファンデをのせてもキレイに仕上げることが出来ていました。
しかし秋~冬にかけては乾燥する時期だけあってミネラルファンデが上手く肌に馴染まない日も多くなり、時にオイルで保湿することもありました。
ただ宇津木式の乾燥対策はワセリンが基本でオイルなんて言語道断!
オイルを使うことには後ろめたさがありましたが、肌荒れを放っておくと気持ちまで落ちてしまいそうになるのでどうしてもいうときだけ自己判断でオイルを使って保湿するようにしていました。
肌断食が肌に合う人がいれば合わない人もいる。
その後肌断食を始めて半年が経過したころ、季節は本格的な冬になりヒドイ感想に悩まされるようになり肌トラブルが徐々に目立った来るようになりました。
これは肌断食がきっかけかわかりませんが、冬の乾燥がひどい時期にポツポツとあご周辺に大人ニキビが大量に出来るようになってしまい、また肌のかゆみがひどくなってしまったりなど自分では対処が出来る状況ではありません。
今振り返ってみたら、私の肌にとって冬の乾燥はもはや何もない砂漠の中に放り出されているような感じだったのかもしれません。
カサカサどころか、ガサガサという状態で肌からは粉が吹いているほどでした。
そしてそんな状態に嫌気をさした私はあまりのひどい状態にこれ以上続けることにギブアップし肌断食を一時中断。
ただ、やはり続けてきた意地もあったのでとりあえずと夜だけは保湿をするようにしたのですが、やはり改善にはつながらず。
またあまりのひどい肌荒れがストレスになってしまったこともあり、最終的には皮膚科にお世話になりつつ肌断食を断念する結果になりました。
追記(2016年5月)その後最終的には皮膚科でドクターストップを受け、今では地道にスキンケアにいそしんでいます。
しかし中止したいま私が思うことは
肌断食が肌質に合って成功する人がいれば、余計肌を痛めてしまうことになる人もいるのではないか・・・
ということです。
例えば私の場合、肌断食中で何もせずに過ごしていても調子がよかったときも実際ありました。
けど、私の肌は冬のヒドイ乾燥には耐えることができるほど肌を強くすることはできませんでした。
また肌はスキンケアを変えるだけで全て変わるのではなく、生活改善や運動不足など様々なものが影響していることも今回肌断食をしてみて改めて気が付くことができました。
でも今回自分の肌で肌断食をしてわかったことは思っても、肌質、体質など個人差があると思うので続ければみな肌がよくなる、とも言えないんじゃないかと今は思うんですよね。
ただ、肌断食に成功してスキンケアが身軽になった人は多分私が想像する以上にいると思うし、ハッキリ言うと私自身はそういう人がとっても羨ましいです。
でも肌断食に失敗しておきながら言うのもなんですが、今こうやってスキンケアを再開したことでハッキリとわかったことがあります。
それは、スキンケアをすることで香りに癒されたり自分自身に手を加えてあげられることもある意味大きな幸せではないかと思うんです。
周りを見渡してみてもちゃんと自分に手をかけている人はキレイだし若々しい印象しかないですしね。
とここまで長々と書き綴ってしまいましたが(苦笑)いま振り返ってみても私自身は肌断食を行って良かったと思っています。
色々と気付きや学ぶことがさくさんありました。
またスキンケアや化粧品のことと改めて向き合うことが出来たことは私にとってとっても良い収穫でした!
ということで、上手くまとめられているかは謎ですがw私の半年間の肌断食の経験が同じように肌断食をしている人やこれから始めようと思っている人の参考になれば幸いです。